日本では知らされない降圧剤のリスク 世界では常識!?
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日本では、当たり前のように服用されている降圧剤。
70歳を超える人では54%が服用しているということです。
日本の一般的な常識では、薬は良いもの、薬は健康に寄与する物、
とりあえずクスリを飲んでおけば安心、と思われております。
しかし、日本では知らされない降圧剤のリスクも
世界では既に常識となっていることもあるそうです。
降圧剤に関しては、180/110以上という血圧高めの方たちのうち、
降圧剤を飲まなかった人たちと、
降圧剤で160/100未満まで血圧を下げた人たちを比較したところ、
薬を飲んだグループの死亡リスクが10倍に跳ね上がったという
調査結果も出ているということです。
70歳超の54%が服用の降圧剤 死亡リスク10倍に高まる結果も
- NEWSポストセブン(2014年9月5日11時00分)
(http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_274277?p=1)
こちらの記事によりますと、
人間ドック学会が、今年4月4日に発表した新しい「健康基準値」が、
医学界で大論争というか、大批判を浴びる結果となったということです。
その問題となった新「健康基準値」とは、
150万人の人間ドック受診者のうち、健康な状態にある
約1万人のデータをもとにはじき出したもので、
「血圧147は健康」というもの。
この基準によると、降圧剤などのクスリを必要としていた
1800万人もの病人がいなくなってしまうという
マジックのようなお話しだったわけです。
当然、医学界は猛反発。
「本当に「正常」といえるか不明であり(中略)
一部には「要再検査、要治療」が含まれている」(高血圧学会)
「人間ドック学会の「基準範囲」は
日本国民の健康に悪影響を及ぼしかねない危険なもの」(動脈硬化学会)
高血圧学会と動脈硬化学会ですか…
1800万人もの高血圧患者が消えてしまったら、
商売あがったりですから、当然の反発でしょうね。(笑)
この大批判に対し、人間ドック学会は、
「あくまで健康の目安であり、病気のリスクを示したものではない」と
あっさり、この新「健康基準値」をひっこめたということです。
この長引く不況の中にあって、唯一潤沢に潤っている薬剤マネー。
人間ドック学会だって、この薬剤マネーの恩恵にあずかっている
仲間でしょうから、これまた当然の帰結だったわけです。(笑)
そのまま消えかかっていた、新「健康基準値」論争でしたが、
東海大学医学部名誉教授の大櫛陽一(おおぐし・よういち)教授が
『「血圧147」で薬は飲むな』(小学館刊)を緊急出版し、
新「健康基準値」論争を蒸し返しているということです。(笑)
この本の中で、話題になっているのが
70万人調査をもとにした「新『健康基準値』一覧表」とのことです。
この表によりますと、
たとえば60~64歳の男性の場合、血圧は164までが「正常」
ということになっているそうです。
大櫛教授は、
「現基準値は性別も年齢も分かれていない項目が大半ですが、
欧米の複数の調査研究では性差や年齢差で
さまざまな疾患に対するリスクが異なることがわかっています。
たとえば米マサチューセッツ州フラミンガムの住民を追跡調査した研究では、
男性と女性、かつ5歳刻みで心疾患に対するリスクが
異なることが明らかになりました。」
と語っており、さらに
「日本では強引に一つの基準にすることで、本来は健康なはずの人が『病気』とされ、
無駄な薬を飲まされている危険性があるのです。」
とも話しているということです。
特に降圧剤に関しては、
『Ca拮抗剤』に関する無作為化試験で、
急激に血圧を下げたグループは、少しだけ下げたグループと比較して、
死亡率が1.4倍も上がったという結果もあるということです。
このような降圧剤のリスクは世界では常識とされているそうなのですが、
日本では全く知らされていないのが実情です。
日本のケータイのことを、ガラパゴスなどと揶揄されていますが、
医療、医薬品に関しては、もっと切実なガラパゴス状態にあるようです。
【関連する過去記事】
こちらも見て頂けると、嬉しいです。↓↓↓
疑惑の降圧剤「バルサルタン」 東京慈恵医大でも「不正操作」
降圧剤「バルサルタン」 解析データが操作されていた
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「血圧147」で薬は飲むな / 大櫛陽一 〔単行本〕
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日本では、当たり前のように服用されている降圧剤。
70歳を超える人では54%が服用しているということです。
日本の一般的な常識では、薬は良いもの、薬は健康に寄与する物、
とりあえずクスリを飲んでおけば安心、と思われております。
しかし、日本では知らされない降圧剤のリスクも
世界では既に常識となっていることもあるそうです。
降圧剤に関しては、180/110以上という血圧高めの方たちのうち、
降圧剤を飲まなかった人たちと、
降圧剤で160/100未満まで血圧を下げた人たちを比較したところ、
薬を飲んだグループの死亡リスクが10倍に跳ね上がったという
調査結果も出ているということです。
70歳超の54%が服用の降圧剤 死亡リスク10倍に高まる結果も
- NEWSポストセブン(2014年9月5日11時00分)
(http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_274277?p=1)
こちらの記事によりますと、
人間ドック学会が、今年4月4日に発表した新しい「健康基準値」が、
医学界で大論争というか、大批判を浴びる結果となったということです。
その問題となった新「健康基準値」とは、
150万人の人間ドック受診者のうち、健康な状態にある
約1万人のデータをもとにはじき出したもので、
「血圧147は健康」というもの。
この基準によると、降圧剤などのクスリを必要としていた
1800万人もの病人がいなくなってしまうという
マジックのようなお話しだったわけです。
当然、医学界は猛反発。
「本当に「正常」といえるか不明であり(中略)
一部には「要再検査、要治療」が含まれている」(高血圧学会)
「人間ドック学会の「基準範囲」は
日本国民の健康に悪影響を及ぼしかねない危険なもの」(動脈硬化学会)
高血圧学会と動脈硬化学会ですか…
1800万人もの高血圧患者が消えてしまったら、
商売あがったりですから、当然の反発でしょうね。(笑)
この大批判に対し、人間ドック学会は、
「あくまで健康の目安であり、病気のリスクを示したものではない」と
あっさり、この新「健康基準値」をひっこめたということです。
この長引く不況の中にあって、唯一潤沢に潤っている薬剤マネー。
人間ドック学会だって、この薬剤マネーの恩恵にあずかっている
仲間でしょうから、これまた当然の帰結だったわけです。(笑)
そのまま消えかかっていた、新「健康基準値」論争でしたが、
東海大学医学部名誉教授の大櫛陽一(おおぐし・よういち)教授が
『「血圧147」で薬は飲むな』(小学館刊)を緊急出版し、
新「健康基準値」論争を蒸し返しているということです。(笑)
この本の中で、話題になっているのが
70万人調査をもとにした「新『健康基準値』一覧表」とのことです。
この表によりますと、
たとえば60~64歳の男性の場合、血圧は164までが「正常」
ということになっているそうです。
大櫛教授は、
「現基準値は性別も年齢も分かれていない項目が大半ですが、
欧米の複数の調査研究では性差や年齢差で
さまざまな疾患に対するリスクが異なることがわかっています。
たとえば米マサチューセッツ州フラミンガムの住民を追跡調査した研究では、
男性と女性、かつ5歳刻みで心疾患に対するリスクが
異なることが明らかになりました。」
と語っており、さらに
「日本では強引に一つの基準にすることで、本来は健康なはずの人が『病気』とされ、
無駄な薬を飲まされている危険性があるのです。」
とも話しているということです。
特に降圧剤に関しては、
『Ca拮抗剤』に関する無作為化試験で、
急激に血圧を下げたグループは、少しだけ下げたグループと比較して、
死亡率が1.4倍も上がったという結果もあるということです。
このような降圧剤のリスクは世界では常識とされているそうなのですが、
日本では全く知らされていないのが実情です。
日本のケータイのことを、ガラパゴスなどと揶揄されていますが、
医療、医薬品に関しては、もっと切実なガラパゴス状態にあるようです。
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疑惑の降圧剤「バルサルタン」 東京慈恵医大でも「不正操作」
降圧剤「バルサルタン」 解析データが操作されていた
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「血圧147」で薬は飲むな / 大櫛陽一 〔単行本〕
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2014-09-11 11:08
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