これがプロの厳しさか！　井端、中日退団へ

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これがプロの厳しさか！　井端、中日退団へ [編集]

普段、野球などほとんど興味の無い人でも、

今回の、楽天と巨人の日本シリーズは見た、

という人も、多かったと思います。

楽天イーグルス、

球団創設９年目にして、リーグ優勝のみならず、

日本一まで獲ってしまいました。

東日本大震災で被災し、打ちひしがれていた

東北に住む、多くの方々に、感動を与えたと思います。

星野監督の選手起用というか、演出もよかったですね。

中日時代の、クローザー、岩瀬投手の起用もそうでしたが、

ずいぶん、思い入れが強い選手起用する監督さんですよね。

しかし、マー君も大分疲れていたのでしょう。

誰もが優勝と思っていた第６戦は打たれてしまい、

連勝記録もついに途絶えてしまいましたし、

優勝を決めた第７戦も、結構打たれて、危ない感じでした。

かなり制球力もコントロールも落ちていたでしょうし、

球威も本来のキレは無かったんでしょう。

少々、強引ではありましたが、マー君、

最後をしめて、胴上げ投手となりました。

いづれにしても、東北の野球ちびっ子たちに

勇気と希望を与えたことは間違いありません。

田中将大、胴上げ投手に＝「最高のシーズン」―プロ野球日本シリーズ
（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131103-00000095-jij-spo）

しかし、プロスポーツの世界は、

そんな甘い世界ではありません。

良く言われることですが、スポーツ選手は

寿命が短いというところがあります。

寿命というよりも、活躍できなければ、

若くして引退、ということもザラにある世界です。

ＷＢＣで大活躍した中日ドラゴンズの井端弘和選手（３８）が

退団するらしいということです。

きっかけは、１０月下旬に行われた来季契約に向けた下交渉で、

球団側から、今季推定年俸１億９０００万円から

１億６７００万円ダウンとなる２３００万円前後の提示を

受けたということのようです。

今シーズンは、ケガに泣き、満足なプレーができず、

出場は１００試合にとどまったこともあり、

井端選手も、大幅ダウンを覚悟していたそうですが、

さすがに、８８％ものダウンは受け入れ難かったと

思われますね。

これがプロの厳しさか！

今春のＷＢＣでの活躍を見た段階で、

今秋の中日退団を、誰が予想できたでしょうか？

キビシイ世界です。

野球少年に夢を与えるどころか、

「やっぱり、やめておこうかなぁ。」と

おじけづかせる出来事といって良いでしょう。

世の中、表があれば裏がある。

光があれば影もある。

活躍する選手の陰で、去っていく選手がいる。

なんとも諸行無常といった感に襲われる出来事でした。

井端選手は、

「今後のことは何も考えていない。

　この先、何をするにしても手術した手と足の治療が必要。

　いまは何も考えずにリハビリに専念する」

とのコメントを発表しているとのことです。

他球団からの声がかからなければ、

このまま引退となってしまうということです。

人様のことですから、余計な心配ですが、

あのキレイな奥さんの顔が頭に浮かんでしまうのは、

私だけでしょうか？

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